■臨床検査技師Q&A
Q1 臨床検査技師の制度はどのようにしてできたのですか?
A1 高度な現代医療の中で、臨床検査の進歩は目覚ましいものがあります。臨床検査データなしでは、病気の診断や治療の方向付け、病後の経過などを知ることができません。かつて臨床検査は医師が診療の合間をぬって行っていたものですが、臨床検査が広域化し、さらに検査技術が高度化すると臨床検査を専門に行う医療職種が必要となり、昭和46年に臨床検査技師の免許制度が発足しました。
Q2 臨床検査技師免許の取得には、どのような方法がありますか?
A2 臨床検査技師の免許を取得するためには、年1回行われる臨床検査技師国家試験に合格することで、厚生労働大臣から免許が与えられます。国家試験の受験資格を得るためには、高校卒業後に、専門学校や短期大学の臨床検査技師養成施設を卒業するか、大学で定められた科目の単位を修得して卒業しなければなりません。
Q3 臨床検査技師とはどのような仕事をするのですか?
A3 臨床検査技師の業務は、患者様から採取した血液・尿・組織などを検査する検体検査と医療機器を使って患者様を直接検査する生理学的検査に大別されます。検体検査は通常、病院の臨床検査室(中央検査室等)で行われており、患者様の生命を預かる重要な仕事です。また心電図検査・超音波検査・脳波・呼吸機能など生理学的検査を臨床検査技師は、行います。病院でこれらの検査を行っている人はみな白衣を着用しているため医師であると思われがちですが、実際はそのほとんどは、臨床検査技師が行っています。また検査を目的とした採血業務も臨床検査技師の業務です。
Q4 就職先には、どのようなところがありますか?
A4 臨床検査技師の業務のほとんどが病院で行われているため就職先は病院、クリニックをはじめとした医療機関が大半です。またクリニックや一部病院では検体検査を外注する医療機関もあり、その外注先である検査センター、そして近年では予防医学の面で健診センター、治験、医療機器メーカーなど益々臨床検査技師の活躍場所は広がっています!
Q5 臨床検査技師になるのは難しいと聞いていますが、大丈夫でしょうか?
A5 「医療系、臨床検査技師は難しい」と先入観を持たれている方はいませんか?確かに卒業と同時に免許が取得できるわけではなく、国家試験に合格しなくてはなりませんので、難しいと感じるのも自然かもしれません。ですが、国家試験は、合格の基準をクリアすれば全員が合格を手にすることができます。何よりも臨床検査技師になる!という強い目的意識を持って勉強することが一番大切になってきます。東武医学では、臨床検査の基礎となる、生物・化学・数学・物理の基礎から勉強がはじまりますので、一緒に合格を目指して頑張りましょう。
