特集 ~「チーム医療」で活躍する臨床検査技師~

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ICT(感染対策チーム)

ICT(感染対策チーム)とは院内で起こるさまざまな感染症から、患者さんとその家族、職員の安全を守るためのチームで、医師・看護師・薬剤師・臨床検査技師などの医療スタッフで構成されています。定期的に会議を行い、患者さんやその家族に感染対策の啓発活動を行ったり、各部署で医療スタッフに対する指導を行ったりしています。このチームの中で臨床検査技師は、入院している患者さんの細菌検査結果から、耐性菌(薬への耐性を持った菌)が増えているかなどを観察し、患者さん1人ひとりの状況を把握します。そして医師などに対策案を提案し、院内での感染を予防します。結核やインフルエンザなどの感染症の発生動向を調べて、手洗い・うがいの徹底を指導するなど、考えられる感染の原因を早期に把握し対処することが院内感染を防ぐことにつながります。

NST(栄養サポートチーム)

NST(栄養サポートチーム)とは入院している患者さんの栄養支援を行っていくチームで、医師・看護師・薬剤師・臨床検査技師・管理栄養士などで構成されています。入院している患者さんの約30~40%が栄養不良状態といわれており、臨床検査技師がその患者さんの生化学検査(タンパクやアルブミンなど)を行い、その結果を患者さんごとにまとめます。その後、他の医療スタッフとの会議でどのようなサポートが必要なのか話し合い、食事内容を改善したり、点滴の回数を増やしたりと1人ひとりの患者さんに合ったサポートを行っています。